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2024-01-10 中村メイコさん逝く [雑記]

中村メイコさん急死 89歳 “七色の声”で女優歴86年 生涯現役のまま大みそかに
https://news.yahoo.co.jp/articles/20e05871176aeec1e6a998f9f357f7fecb9c4f16

1/8(月) 5:10配信 Sponichi Annex スポニチ 

天才子役として2歳から映画やドラマに出演し、マルチタレントの草分けだった女優の中村メイコ(なかむら・めいこ、本名神津五月=こうづ・さつき)さんが昨年12月31日午後10時45分、肺塞栓症のため都内の病院で死去した。89歳。東京都出身。所属事務所のホリプロが7日、発表した。葬儀は近親者で執り行った。喪主は作曲家の夫、神津善行(こうづ・よしゆき)氏。後日お別れの会を開く予定。

【写真】中村メイコさんの交友関係相関図

 テレビの草創期から活躍した芸歴86年の“芸能界の生き字引”が、夫と子供ら家族に見守られて静かに旅立った。神津氏はこの日「2歳8カ月で映画デビューしてから86年という芸能生活を、生涯現役のまま幕を下ろすことになりました。長い時間をこの世界に存在させていただいたこと、皆さまに深く感謝申し上げます」とコメントを発表した。長女は作家の神津カンナ氏(65)、次女は女優の神津はづき(61)で、その夫が俳優の杉本哲太(58)と芸能一家だった。

 ホリプロによると、昨年12月25日に番組収録しており、これが最後の仕事になった。昨秋仕事をしたテレビ局関係者は「お年を召された印象でしたが、頭も口も達者で…お元気だったのに」と絶句。「親友の黒柳徹子さんの葬儀では私が弔辞を読む」と周囲に話していたという。

 1937年、父で作家の中村正常氏に抱かれた写真が婦人雑誌のグラビアに掲載され、これがP.C.L.(現・東宝)のプロデューサーの目に留まって榎本健一主演の「江戸っ子健ちゃん」で映画デビューした。5歳だった1940年にNHKラジオの連続放送劇「ほがらか日記」に出演。その演技が人気を呼び、天才子役の名をほしいままにした。ラジオや声の仕事では、複数の人間の声を自在に操る“七色の声”が話題となった。

 55年には「田舎のバス」で歌手デビュー。テレビでは、59年から10年続いた現テレビ朝日のトーク番組「メイコのごめんあそばせ」やフジテレビ「3時のあなた」の司会のほか、NHK「連想ゲーム」の紅組初代キャプテンでも活躍した。NHK紅白歌合戦でも59年から3年連続で紅組司会を務めた。

 中村さんは自らの肩書を「喜劇女優」としていた。その背景には森繁久弥さん、三木のり平さんといった日本を代表する喜劇俳優と共演してきたことへの自負があった。芸能界での交友関係も広く、美空ひばりさんは「生涯ただ一人の親友」というほど心を通い合わせた仲。ひばりさんの病室に駆けつけては笑わせ「ゲラ子」と呼んでいた。葬儀では弔辞も読んだ。

 「江戸っ子健ちゃん」の助監督だった黒澤明氏に「おんぶをしてもらった」、芥川賞作家の吉行淳之介氏が「初デートの相手だった」、作家の三島由紀夫に「美空ひばりを紹介した」など、テレビで驚きのエピソードを語っていたレジェンド。生涯現役で86年間を駆け抜けた中村さんは、唯一無二の存在だった。

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黒柳徹子 親友メイコさん追悼「最後に会ったのは二週間前のちょうどクリスマスの日」「弔辞はあなたが…」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/01/07/kiji/20240108s00041000066000c.html

1/8(月) 5:10配信 Sponichi Annex スポニチ 
[ 2024年1月8日 00:21 ]
女優の中村メイコ(なかむら・めいこ、本名神津五月=こうづ・さつき)さんが昨年12月31日に肺塞栓症(はいそくせんしょう)で死去した。89歳。東京都出身。ホリプロが7日に発表した。葬儀はすでに密葬で執り行われ、お別れの会は後日執り行う予定。

 中村メイコさんの親友、黒柳徹子(90)が7日、本紙に追悼のコメントを寄せた。中村さんは昨年末、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演していた。

 メイコさんと最後に会ったのは今から二週間前の徹子の部屋でした。ちょうど、クリスマスの日でした。

 メイコさんは元気で「私が死んだら弔辞はあなたが読むのよ」なんて言ってました。

 しょっちゅうそういうことを言っていたので、特別なこととは思いませんでした。

 番組のおわりで「メイコさん夢は?」と伺ったところ「犬の役も猫の役もトンビの役もやったからないのよね~」が喜劇女優、最後のセリフでした。

 メイコさんは幸せだったと思います。家族みんなが理解してくれていたからです。二歳から仕事をしてたんですから、私から見ると変わっていましたが周りのみんなが、彼女にあわせて大切にしてくれていたからです。ふだん会うと「知らなんだ知らなんだ」と芝居じみたセリフを言ってよく笑わせてくれました。眠る様に亡くなったと伺いました。デリケートな彼女が悩むことなくあちらの世界に逝かれたのは、私にとっては心がやすまる事です。会うたびになんかちょっとしたプレゼントをくださる方でした。寂しくなります。

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哀悼の意を表します。。古レコード、キャプチャ中だったのにね。。
TBS10周年の音も良かったなぁ。。

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俳優 中村メイコさん死去 89歳 テレビ放送の草創期から活躍
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240107/k10014313091000.html

2024年1月7日 21時04分 NHK

日本のテレビ放送の草創期から活躍してきた俳優の中村メイコさんが、12月31日に肺塞栓症のため亡くなりました。89歳でした。

中村メイコさんは、作家、中村正常さんの長女として1934年に東京で生まれ、2歳で子役として映画デビューしました。

日本のテレビ放送の草創期から活躍し、NHK紅白歌合戦では、紅組の司会を1959年から3年連続で務めたほか、「連想ゲーム」や「お笑いオンステージ」など、NHKのバラエティー番組にも出演してお茶の間の人気を集めました。

俳優としては、連続テレビ小説「さくら」で、主人公の祖母役、「風のハルカ」では語りを務め、大河ドラマ「篤姫」など、多くの作品に出演しました。

放送文化の向上に寄与したとして、昭和57年度のNHK放送文化賞を受賞しています。

所属事務所によりますと、中村さんは、12月25日には番組収録の仕事をしていましたが、その6日後の12月31日に、肺塞栓症のため亡くなったということです。

中村さんの夫で、作曲家の神津善行さんは「2歳8か月で映画デビューしてから86年という芸能生活を、生涯現役のまま幕をおろすことになりました。長い時間をこの世界に存在させていただいたこと、皆様に深く感謝申し上げます」というコメントを発表しました。

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中村メイコさん死去、89歳肺塞栓症 テレビ草創期から芸歴86年「神津ファミリー」にみとられ逝く
1/7(日) 19:35配信 日刊スポーツ 
https://news.yahoo.co.jp/articles/25d7a859da8b70a2e04d3ca660cca6f2b8154645
 女優、タレントとして幅広く活躍した中村メイコさん(本名・神津五月=こうづ・さつき)が12月31日に肺塞栓(そくせん)症で亡くなったと7日、所属するホリプロが発表した。89歳だった。既に親族での密葬を済ませており、後日、お別れの会を執り行う予定だという。

【写真】目に涙を浮かべる、中村メイコさんと夫

 映画、ラジオを皮切りに草創期のテレビに多数出演した中村さんは16年に芸歴80年の節目を迎えていた。15年10月からはBS朝日「世界の船旅」のナレーターを務めるなど、現役活動を続けていた。天才子役と呼ばれた頃には榎本健一、古川ロッパ、徳川夢声、柳家金語楼、森繁久弥ら重鎮との共演を重ね、昭和芸能史を象徴する1人だった。

 作家・中村正常と著述家・中村チエコの長女として生まれ、2歳の時にPCL映画製作所(現・東宝)の「江戸っ子健ちゃん」でデビューした。子役時代からラジオでは複数の配役をこなし「7つの声」として有名になった。テレビには40年の実験放送の頃から出演し、黒柳徹子と並んで草創期を支える存在だった。

 16歳の頃、作家の吉行淳之介に恋心を抱くが、吉行は既婚。片思いで終わる。一方で、吉行の短編「水の畔り」に登場する少女のモデルになったことでも知られている。

 55年からは歌手としても活動。「田舎のバス」(三木鶏郎作詞・作曲)が大ヒットした。この頃出会った作曲家の神津善行氏と57年に結婚。長女は作家の神津カンナ氏、次女は女優の神津はづき、その夫は俳優の杉本哲太、長男は画家の神津善之介氏と芸能一家で知られ、「神津ファミリー」と呼ばれた。関係者によると中村さんは善行さん、3人の子ども、孫ら「神津ファミリー」にみとられ旅立ったという。

 59年からは3年連続で「NHK紅白歌合戦」の司会を務め、美空ひばりとは大親友、同世代の江利チエミとも親交があった。

 ドラマでは60年代に「ザ・ガードマン」、70年代に「肝っ玉かあさん」、80年代には「大奥」「水戸黄門」「大岡越前」など時代を代表する作品で出演を重ねた。2000年代に入ってもNHK大河ドラマや「トットちゃん!」など、話題作への出演は絶えなかった。

 「連想ゲーム」などの伝説的なバラエティー番組に数多く出演し、70年代にはワイドショー「3時のあなた」の司会も務めた。

 一方で持ち前の声を生かし、ドラマ「ノンちゃんの夢」でナレーションを務め、「わんぱくフリッパー」や「猿の惑星」などの海外作品の吹き替えでも知られた。最後の仕事は昨年12月25日の番組収録だった。

 夫の神津善行氏は「2歳8カ月で映画デビューしてから86年という芸能生活を、生涯現役のまま幕をおろすことになりました。長い時間をこの世界に存在させていただいたこと、皆様に深く感謝申し上げます」とコメントを発表した。

 ◆中村メイコ(なかむら・めいこ) 本名・神津五月(こうづ・さつき) 1934年(昭9)5月13日、東京生まれ。37年、映画「江戸っ子健ちゃん」のフクちゃん役でデビュー。テレビドラマには「おやじのヒゲ」シリーズ、「八代将軍吉宗」「篤姫」などの代表作がある。
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