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2023-04-01 去るもの4月 その後 4月8日 釈迦誕生日で。。 [雑記]

あちらこちらで。。

タモリ倶楽部 大団円
3/31深夜、日付4/1でも、放送枠は3/31の24時ってことで(明け方5時(29時)まではその日になるようで)最後の放送。とてもゆるくて、タモリ倶楽部らしく終了しました。

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『タモリ倶楽部』は結局何がすごかったのか――多様性を先取りして“伝説の番組”に
https://news.yahoo.co.jp/articles/beab67805379b3da019956bd592fb97f6830857c


最終回は今年最高視聴率の反響

タモリ

テレビ朝日系バラエティ番組『タモリ倶楽部』が、3月31日深夜に40年半という長い歴史に幕を下ろした。最終回は今年最高の視聴率(個人2.2%、世帯4.3% ※ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録したほか、放送前からTwitterのトレンドワードになるなど、その終了を惜しむ声が今なおあがっている。

【写真】2022年10月放送回の「空耳アワー」企画で約29年ぶりに共演を果たしたタモリと松任谷由実(全6枚)

マイナビニュース 4/5(水) 11:00配信 から


ここまで大きな反響を呼んだ“毎度おなじみ流浪の番組”は、結局何がすごかったのか。テレビ解説者の木村隆志が、改めて掘り下げていく。

■ようやく時代が番組に追いついた

最終回の放送でも、『タモリ倶楽部』らしさは貫かれていた。長い歴史を振り返るような構成も、涙を誘うような演出も一切なし。タモリが自宅リビングにいるようなテンションで料理を作るだけの“ゆるい”企画が採用され、しかも「収録のペース配分を間違えて3品の予定が2品のみで終えてしまう」という“適当さ”を見せ、ヘラヘラ笑ったまま約40年の幕を下ろした。

このゆるさや適当さの一般化こそ、『タモリ倶楽部』が果たした重要な役割の1つ。各局の深夜帯と言えば、今も昔も「若さや勢い」「トガっていて刺激的」な番組が人気を博し、逆にそれらがなければ「深夜番組なのに物足りない」とすら言われることもあった。

『タモリ倶楽部』が放送されていた、休日が始まる金曜夜ならなおのこと。だからこそ構成・演出がゆるく適当なこの番組は、番組表の中で異彩を放っていた。そのため、当初は「好き」より「嫌い」という声も少なくなかったが、放送期間が長くなるほど共感の声がジワジワと増えていく。さらに、そのゆるさや適当さは他番組にも広がり、ゴールデン・プライム帯の番組にすら影響を及ぼした。

また、「マニア」や「オタク」に対する世間の見方を変えたことも、『タモリ倶楽部』の功績だろう。サブカルチャーという言葉や概念を一般に広めたほか、中には「サブカルチャーとすら言いづらいマニアックな切り口」の企画も少なくなかった。

世の中のムードがイケイケだった80年代やエンタメの熱気が爆発した90年代も、あるいは「知的好奇心を探求することがカッコイイ」とされた頃も、そんなムードは不変。世間の風潮を気にせず、マンホールやペン回しなどの「どうでもいいこと」にスポットを当て続けていた。

1つ1つのカルチャーに貴賤(きせん)はないし、メインとサブの境界線はあいまいでいい。オーバーグラウンドもアンダーグラウンドも同じようなもの。区別せず線を引かず、「誰でも好きなものを普通に楽しめばいいんじゃないの?」というスタンスを浸透させた。これは個人の尊重や多様性を重んじる現在の風潮とシンクロする。

裏を返せば、そんなスタンスが浸透したことこそ「『タモリ倶楽部』が役割を終えた」という終了理由の1つなのかもしれない。老若男女を問わず、「マニア」や「オタク」が自由に存在感を示すことができるようになった今、ようやく「時代が番組に追いついた」という感すらある。

タモリを保っていた『いいとも』との両輪

「タモリという稀代のタレントを保つ」という意味でも、『タモリ倶楽部』の存在意義は大きかった。同じ82年10月に始まった『笑っていいとも!』(フジテレビ)は、必然的に明るく元気なムードの昼番組。加えて放送が進むにつれて、国民的番組というメジャーな存在になったことで、タモリのステイタスが最高峰まで浮上した。

しかし、もともとタモリは“密室芸”と言われるシュールやブラックな芸風で知られていただけに、『いいとも』のイメージやステイタスは真逆のベクトル。すでに業界人たちを中心に面白さを絶賛されていたため、「芸風が変わってしまうのではないか」と危惧する声があった。

その意味で90年代の『タモリ倶楽部』にはタモリの芸風を保ち、それを楽しんでもらう番組という位置付けがあったのは確かだ。つまり、タモリにとって両輪が必要であり、『タモリ倶楽部』あってこその『笑っていいとも!』だったように見える。

さらに、いつからかタモリがシュールやブラックな芸風を見せるシーンが減り、ゆるさや適当さが際立っていく。タモリの振る舞いは、「この番組は別に笑いを取ろうとしなくてもいいんじゃないの」と感じさせるほどだった。多くを語りたがらないが、タモリにとって『タモリ倶楽部』は今で言う“ガス抜き”の要素がある番組だったのではないか。

最終回のタモリは実に楽しそうで、「これほどボケまくるタモリを見るのは久しぶりかもしれない」と感じさせた。また、2週前に放送された「ドクターイエロー初乗車」のときも、タモリは子どものように大はしゃぎ。これらの企画はスタッフからタモリに向けられた40年分のねぎらいだったのかもしれない。

タモリは『笑っていいとも!』の32年半を「明日もまた見てくれるかな?」という普段通りのフレーズで締めくくったが、“通常運転”は『タモリ倶楽部』でも同様。オープニングで「毎度おなじみ流浪の番組『タモリ倶楽部』でございます」というフレーズを貫き、最後も短く感謝の言葉を述べるのみだった。

これは、「『笑っていいとも!』が終わっても、『タモリ倶楽部』が終わっても、タモリ自身は何も変わらない」ということではないか。

■特番編成や再放送をしないからこそ伝説に

テレビ朝日は番組終了の理由を、「(放送40年の節目を超えて)番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断した」となどと明かしていた。ただ、深夜帯の放送であり、『徹子の部屋』と並ぶ局の看板であるなど、限りなく聖域に近かった番組だけに、まだまだ続けることもできたはずだ。

もっと言えば、テレビ朝日が『ミュージックステーション』『タモリステーション』の両番組を任せるなど、現在も重要人物であるタモリの意向を軽視することはあり得ない。両者が話し合った上で「40年の節目」という穏便なタイミングで着地させたとみるのが自然だろう。

ネット上には「また特番で見たい」「再放送してほしい」などの声も見られるが、タモリの人柄を踏まえると実現は考えづらい。これほど惜しまれて最終回を迎えたからこそ、特番化や再放送をせずに終わらせたほうが「伝説の番組」「やはりタモリはすごい」と語り継がれていくのではないか。

ともあれ、「金曜深夜に当然のように放送されていた番組がなくなる」ことが、テレビ朝日のみならずテレビ業界の損失であることは間違いない。現在、民放各局は深夜帯でさまざまな企画を試し、ヒットを模索しているが、『タモリ倶楽部』のような時代を先取りした番組の誕生が求められている。

木村隆志

きむらたかし コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月30本のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組にも出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』など。



さすがですね。。良い番組には良い評論。

最近、タモリをターゲットにTVを見てきたが、(「ブラタモリ」は新鮮さが無くなり、すでに対象外)
見たいと思えるものは、セクシー アナウンサーやお天気姉さん以外 なくなった。たまに ドラマ、映画 位か。。後継のおふざけ番組は。。ホラン 一茂 出川 フシギの会 が お引越し とな。。もうTVを見限る時が来たようだ。。


NHK

林田アナは夜7時のニュース降板、上原光紀アナは来週から自宅で元担当番組見るって事で退局かな?
こんなことならも少し上原光紀アナの番組残しておくんだったな。。

お疲れ様と言いたい。。。

=>なあんだ。15分ニュースを新人あたりに任せる ってことだったんか〜い!
盛大な勘違いですた。。せくしーあなうんさー これからも見られて、感涙にむせび。。。

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